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小さな一歩を大きな一歩へ



不動産投資を始める前に知っておきたい基礎知識と判断基準
目次 1.不動産投資を始める前に自分の準備状況を確認する 2.不動産投資の仕組みを理解し、自分の投資方針を決める 3.購入候補の収益性・融資・物件リスクを検証する 4.税引後の手残りと購入前の失敗リスクを確認する 5.購入または見送りを判断する 6.不動産投資についてよくある質問 7.まとめ|不動産投資は数字を検証してから買う 「高利回りの物件を紹介された」 「節税になると勧められた」 「金融機関から融資を受けられると言われた」 このようなきっかけで、不動産投資を検討し始める方は少なくありません。 しかし、本当に重要なのは、その物件を「買えるか」ではありません。 購入後も無理なく保有でき、最終的な売却まで含めて利益が残る「買ってよい物件か」を判断することです。 表面利回りが高くても、空室、修繕費、借入返済を考慮すると、手元にほとんどお金が残らない物件があります。 金融機関から融資を受けられても、家賃の下落や金利の上昇によって、返済が苦しくなる可能性もあります。 不動産投資は、物件を購入して終わるものではありません。 入居者募集、建物管理、修繕、借
読了時間: 20分


不動産投資・賃貸経営に関する税務の基本
不動産投資や賃貸経営では、物件価格、利回り、融資条件、キャッシュフローだけでなく、税務を購入前から確認しておくことが重要です。 不動産には、購入時の印紙税・登録免許税・不動産取得税、保有中の所得税・住民税・固定資産税、売却時の税負担など、さまざまな税金が関係します。生前贈与や相続によって不動産を承継する場合は、贈与税や相続税も検討しなければなりません。 さらに、購入時の土地・建物の価格配分、個人と法人のどちらで所有するか、保有中の減価償却や修繕費の処理は、毎年の税額だけでなく、将来の売却税額にも影響します。 税務を確認しないまま取引を進めると、「購入前なら選べた方法があった」「届出期限を過ぎて制度を利用できなかった」「売却時に想定外の税負担が生じた」ということにもなりかねません。 この記事では、不動産投資・賃貸経営に関する税務を、購入、保有・賃貸、売却、贈与・相続という流れに沿って解説します。 個別の制度だけを見るのではなく、それぞれの処理が将来の税負担や手残り資金にどのようにつながるかを確認していきましょう。 1.不動産税務は「購入・保有・売却
読了時間: 28分


不動産投資で「経費にできるもの/できないもの」完全ガイド
はじめに 不動産投資における「経費」は、収益(賃料)を得るために直接必要な支出かどうかで判断します。数字だけを整えても、私的要素の混入や根拠資料の欠落があれば税務調査で否認、追徴・加算税の対象となってしまいます。本稿では、まず経費にできるものと否認されやすいものの全体像をつかみ、節税効果が高い費用の見極め方や注意点、証拠・記録の残し方、さらに調査で狙われるポイントまで、実務の視点で整理します。 1.不動産投資の経費にできるもの 原則:①業務との直接性、②金額の相当性、③証拠(書類+実態) 減価償却費(建物・建物附属設備) 建物比率が高い不動産を購入することで減価償却費を相対的に多く計上することができます。また、建物本体と建物附属設備(電気・給排水・衛生・空調・EV 等)を区分することで早期に費用化が可能です(附属設備は建物に比べ耐用年数が短いため)。 さらに、中古資産の場合は「中古資産の耐用年数計算」に基づいて償却年数を算出し早期に費用化することができます。 修繕費(原状回復・機能維持) 雨漏り修理、原状回復、同等品交換など価値向上や寿命
読了時間: 12分


修繕費と資本的支出の違いとは?不動産オーナーが迷わない判断基準と事例解説
はじめに 不動産投資において「修繕費」と「資本的支出」の区分は、節税効果を大きく左右します。 修繕費はその年の必要経費(損金)として計上可能 資本的支出は建物・建物附属設備などに資産計上し、耐用年数に応じて減価償却 この区分を誤ると、税務調査で否認→過年度修正→追徴課税という事態になりかねません。この区分は名目や金額ではなく実質で判定するのが原則ですので、しっかりと理解しましょう。 修繕費と資本的支出 基本的な考え方 修繕費 壊れた箇所や老朽化した部分を元に戻すための工事費用。 (例:雨漏り修理、同等品への交換、原状回復工事) 資本的支出 建物の価値や使用可能期間(寿命)を実質的に伸ばす改良工事。 (例:間取り変更、耐震補強、省エネ(高効率)設備の新設・更新、グレードアップ改装) ポイントは、「修繕」「改修」といった名目や金額の大きさではなく「実質」で判定することです。数百万円・数千万円の支出でも、価値・寿命を押し上げない単なる原状回復なら修繕費に該当し得ます。一方で少額でも性能向上・物理的付加・用途変更なら資本的支出と
読了時間: 6分


不動産投資の減価償却とは?仕組み・計算方法・節税効果を解説
1.減価償却は不動産投資の最大の武器 不動産投資における節税の中心的な仕組みが「減価償却」です。現金の支出を伴わずに帳簿上は費用(損金)として計上できるため、所得税や住民税の負担を大きく軽減できます。ただし、耐用年数の設定や計算方法を誤ると、税務調査で否認されるリスクもあります。 本記事では、減価償却の仕組みから計算方法、具体例、注意点まで「基礎編」として解説します。 2.減価償却とは? 減価償却とは、建物や設備などの固定資産(=減価償却資産)を購入した際に、その全額を一度に経費にせず、一定の年数わたって少しずつ費用化していく仕組みのことです。 一方、土地、借地権・地上権などは時の経過で価値が減らないとされ、減価償却の対象外(=非償却資産)です。 3.計算方法のキホン:不動産は原則「定額法」 減価償却には定額法・定率法などがありますが、不動産では次のとおりです。 建物:平成10年4月1日以後に取得した建物は定額法のみ。 建物附属設備・構築物:平成28年4月1日以後取得分から定額法のみ(それ以前は定率法も選択可)。 【定額法の基本式】 減価
読了時間: 7分
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