3回目の納税を終えて思うこと
- 7月31日
- 読了時間: 9分

アポログループは、2023年7月に誕生しました。
そして、2026年5月末の決算を終え、7月末に3回目の納税が完了しました。
会社を経営していると、毎日があっという間に過ぎていきます。
目の前のお客様への対応、従業員とのやり取り、組織づくり、資金繰り、今後の方針。
考えることは本当に多いです。
そのような中で、決算と納税が終わると、個人的には少しだけ立ち止まる時間が生まれます。
今回、3回目の納税を終えて、独立してからの3年間を改めて振り返る機会になりました。
安心感、事業の楽しさ、組織としての責任。
そして、税金を払う立場になって改めて感じる、納税への率直な思い。
今回は、少し個人的な内容にはなりますが、今感じていることを書いてみたいと思います。
2023年7月に設立して、3回目の納税を迎えました
2023年7月に事業を開始し、今回で3回目の納税を迎えることができました。
まず率直に感じるのは、無事にここまでやってこられたことへの安心感です。
もちろん、3年という期間は、会社の歴史としてはまだまだ短いです。
長く事業を続けている経営者の方からすれば、ようやく入口に立ったくらいかもしれません。
それでも、独立して3年やってこられたという事実は、自分にとって大きな意味があります。
お客様にご依頼いただき、従業員が増え、日々仕事がある。
これは決して当たり前のことではありません。
毎年の決算と納税は、会社の数字を締める手続きであると同時に、事業を継続できたことを確認する節目でもあります。
今回の納税を終えて、改めてそのことを感じました。
まず感じたのは、独立して3年やってこられた安心感
独立した当初は、当然ながら先が見えない部分もありました。
本当にお客様に選んでいただけるのか。
自分が考えているサービスに価値を感じてもらえるのか。
組織として続けていけるのか。
表には出さなくても、経営者であれば誰しも不安を抱えながら進んでいるのではないかと思います。
私自身も、例外ではありません。
ただ、3年間事業を続けてこられたことで、少しだけ安心感があります。
もちろん、これで安泰という意味では全くありません。
むしろ、会社が少しずつ大きくなるほど、考えなければならないことも増えていきます。
それでも、独立してからの3年間を振り返ると、よくここまで来られたなという思いがあります。
支えてくださったお客様、日々一緒に働いてくれる従業員、関係者の方々には、本当に感謝しています。
事業は大変。でも、個人的には楽しさが勝っています
事業をすることは、決して楽なことばかりではありません。
売上をつくること。
利益を残すこと。
人を採用し、育てること。
お客様に満足していただくこと。
資金繰りを考えること。
組織としての方向性を決めること。
経営者として考えるべきことは、日々たくさんあります。
会社員時代とは違い、誰かが最終的な答えを用意してくれるわけではありません。
自分で考え、自分で決め、その結果を自分たちで受け止める必要があります。
その大変さはあります。
ただ、私個人としては、それ以上に楽しさが勝っています。
もちろん、これは人それぞれです。
会社員として働く良さもありますし、独立すれば誰でも幸せになるという話でもありません。
整った環境で専門性を磨く働き方も、とても価値があると思います。
ただ私自身は、自分で考えたことを形にし、お客様に価値として届けていくことに、大きな楽しさを感じています。
自分たちの意思で事業をつくっていけること。
組織を少しずつ育てていけること。
お客様から「相談してよかった」と言っていただけること。
そうした一つひとつが、事業を続ける原動力になっています。
各人が役割を認識することが大切
独立当初は、自分自身が前に出て動く場面が多くありました。
しかし、事業が少しずつ大きくなるにつれて、1人でできることには限界があると強く感じるようになりました。
組織として結果を出すためには、それぞれが自分の役割をきちんと認識し、その役割を実行することが大切です。
これは簡単なようで、実際にはとても難しいことです。
自分が何を求められているのか。
どこまで責任を持つべきなのか。
誰と連携すべきなのか。
組織の中で成果を出すには、こうしたことを一人ひとりが理解して動く必要があります。
そして、これは従業員だけの話ではありません。
代表者である私自身も、自分の役割を常に考え続ける必要があります。
現場で動くべき場面もあります。
一方で、組織の方向性を示すこと、判断基準をつくること、人が成長できる環境を整えることも、代表者の大切な役割です。
会社は、代表者だけで成長するものではありません。
各人が役割を認識し、それぞれの場所で力を発揮することで、組織としての成果につながります。
3回目の納税を終えた今、そのことを以前より強く感じています。
関わる人が増えた喜びと、責任の重さ
この3年間で、お客様も従業員も増えました。
それに伴い、アポログループに関わってくださる方も増えました。
これは、本当にありがたいことです。
設立当初には想像できなかったようなご相談をいただくことも増えました。
税務だけでなく、財務、融資、不動産、相続、経営に関する相談もあります。
経営者の方、不動産オーナーの方、資産家の方、それぞれが大切な悩みや課題を抱えて相談に来てくださいます。
税務や財務の仕事は、単に数字を扱う仕事ではありません。
その数字の先には、経営者の判断があります。
従業員の生活があります。
ご家族の将来があります。
事業の継続や資産の承継があります。
そう考えると、関わる人が増える喜びと同時に、責任の重さも増していると感じます。
お客様が増えることは嬉しいことです。
従業員が増えることも嬉しいことです。
しかし、それは同時に、期待に応え続ける責任が増えるということでもあります。
その責任をきちんと受け止めながら、組織として成長していきたいと思っています。
もっと喜んでもらうために、何が提供できるのか
最近、特に考えることがあります。
それは、関わってくださる方々に、もっと喜んでもらうために何を提供できるのかということです。
お客様に対しては、単に申告書を作るだけではなく、経営判断に役立つ情報を提供したい。
税務だけでなく、資金繰りや融資、財務改善、不動産、相続、事業承継まで含めて、より広い視点でサポートしたい。
従業員に対しては、成長できる環境をつくりたい。
ただ忙しく働くだけではなく、専門性を高め、仕事にやりがいを感じられる組織にしたい。
そして、私自身に関わってくださる方々に対しても、何か良い影響を与えられる存在でありたいと思っています。
事業を続けていると、つい目の前の仕事に追われてしまいます。
もちろん、目の前の仕事を丁寧に行うことは大切です。
ただ、それだけではなく、今後どのような価値を提供していくのかを考え続けることも大切です。
お客様にとって、アポログループに相談する意味は何か。
従業員にとって、アポログループで働く意味は何か。
社会にとって、アポログループが存在する意味は何か。
少し大きな話に聞こえるかもしれませんが、事業を続ける以上、こうした問いから逃げずに考えていきたいと思っています。
納税は、やっぱり結構負担です(笑)
正直に言うと、納税額を見ると、やっぱり「結構取られるな」と思います(笑)。
これは、経営者であれば多くの方が感じることではないでしょうか。
税金は大切です。
社会を支えるために必要なものです。
道路、教育、医療、福祉、防災、行政サービスなど、税金によって支えられているものはたくさんあります。
そのことは理解しています。
ただ、実際に自分たちが事業で利益を出し、そこから納税する立場になると、負担感があるのも正直なところです。
利益が出たからといって、その全額が会社に残るわけではありません。
納税、借入返済、将来の投資、人件費、運転資金。
会社にお金を残していくには、さまざまなことを考えなければなりません。
税理士・財務コンサルの立場としても、経営者の方が「税金が重い」と感じる気持ちはとてもよくわかります。
そして、税金の使い道にも以前より関心が強くなります。
せっかく納めた税金です。
国や自治体には、社会のため、将来のために、きちんと使ってもらいたいという思いが強くなりました。
これは批判というより、納税者としての率直な感覚です。
税金を直接払う側になることで、社会との関わり方も少し変わるのだと思います。
納税は、お客様から応援された結果でもある
税金は、確かに負担です。
ただ一方で、納税できるということは、事業として利益を出せた証でもあります。
赤字であれば、基本的には法人税等の負担は大きくなりません。
利益が出たからこそ、納税が発生します。
そして、その利益は、決して自分たちだけで生み出したものではありません。
お客様に選んでいただき、仕事を任せていただき、サービスに価値を感じていただいた結果として生まれたものです。
そう考えると、納税は単なる支出ではなく、お客様から応援していただいた結果でもあるのだと思います。
もちろん、税金を多く払えば良い会社という単純な話ではありません。
会社には、将来の投資や人材育成、資金繰りの安定も必要です。
納税後に会社へお金が残らず、成長のための投資ができなくなってしまっては本末転倒です。
だからこそ、税務と財務の両方を見ながら、会社にお金を残すことが大切です。
節税だけを考えるのではなく、利益、納税、資金繰り、投資のバランスを考える。
これは、経営者にとって非常に重要な視点だと思います。
今回の納税を終えて、私自身も改めてそのことを実感しました。
次の3年に向けて
3回目の納税を終えて、少し安心した気持ちがあります。
独立して3年、なんとかここまでやってこられたという思いがあります。
ただ、これはゴールではありません。
むしろ、ここからが本当の意味で大切なのだと思っています。
お客様にもっと喜んでいただける会社にすること。
従業員が成長し、誇りを持って働ける組織にすること。
税務だけでなく、財務、融資、不動産、相続、事業承継まで含めて、より実務的に役立つサポートを提供すること。
そして、関わってくださる方々にとって、アポログループと関わってよかったと思っていただける存在になること。
そのために、次の1年も地に足をつけて取り組んでいきたいと思います。
事業を続けることは、下りのエスカレーターを上るようなものだと思います。
立ち止まれば、その場にいるつもりでも少しずつ下がっていく。
だからこそ、日々考え、動き、改善し続ける必要があります。
大変なこともあります。
悩むこともあります。
それでも、自分たちの仕事を通じて誰かに喜んでもらえることは、何にも代えがたいものです。
3回目の納税を終えて、改めてそう感じました。
ここまで事業を続けてこられたのは、私一人の力ではありません。
ご相談くださるお客様、日々一緒に働いてくれる従業員、支えてくださる関係者の皆様のおかげです。
改めて、心より感謝申し上げます。
これからも、お客様、従業員、そして関わってくださる方々に喜んでいただけるよう、アポログループとして一歩ずつ成長していきます。


